アンカルジア
アンカルジアとは、競馬漫画『みどりのマキバオー』に登場する主要キャラクターのうち、数少ない牝馬のキャラクター名です。
アンカルジアの初登場は、マキバオーが3歳(今の2歳)時に出走した、重馬場の函館3歳ステークス(『みどりのマキバオー〈3〉』より)。
このレースには、外国産馬としてニトロニクス、有力牝馬としてアンカルジアが出走します。
結果は、マキバオーが差し切って勝利。
このレースで互いに顔見知りとなり、翌レースの京成杯3歳ステークスでも、ニトロニクス、アンカルジアとともに出走。
出走前には、三頭で親しく会話もしています。
そして、京成杯3歳ステークスでも、同じくマキバオーが勝利(結果も函館と同じく二着にニトロニクス、三着にアンカルジア)。
アンカルジアは、しばしばマキバオーの親分のネズミのチュウ兵衛のことを貶し、喧嘩もしますが、よき理解者でもあります。
牝馬クラシックで、桜花賞はビーナスハリケーンの二着、オークスはスーパースナッズの二着と、「シルバーコレクター」と呼ばれるも、最後の秋華賞で見事勝利。
秋華賞では、亡くなったチュウ兵衛の天の声で、発奮し、勝利を収めます。
さらに、アンカルジアは、ドバイワールドカップに日本代表として牝馬で唯一参加し、短距離担当として出走。
しかし、出走した超短距離では7着と結果を残せませんでした。
アンカルジアの戦績は、10戦3勝(中央:9戦3勝 海外:1戦0勝)で、主なG1の勝利は秋華賞です。