皐月賞は本命不在
2021年のクラシック初戦、皐月賞は、本命不在という感がある。
一応、予想オッズを見ると、エフフォーリアとダノンザキッドが一番人気を争いそうだが、だいぶ悩む。
エフフォーリアは三戦三勝の無敗で、前走は共同通信杯(GⅢ)の勝利。
ダノンザキッドは2歳GⅠのホープフルステークスを勝利しているが、前走弥生賞では三着。
他に上位人気馬として予想されるのは、ディープモンスターのようだ。この馬は、まだ重賞の勝利はないが、上位安定で、最近二戦を連勝している。
本命不在ということは、誰が勝ってもおかしくないわけで、それなら上位人気馬よりも、人気がなくても、これだ、と思う馬を選んだほうがいい気がする。
正直、過去の実績は、多くの馬が遜色なく、ほんとうにどの馬が勝ってもおかしくないと思う。
たとえばレッドベルオーブも、2歳未勝利とデイリー杯2歳ステークスでレコード勝利。前走のGⅠ朝日杯FSでは、一番人気も、三着に終わった。とは言え、その力は本物のはず。距離適性だけが気になる。
このレッドベルオーブですら、予想オッズだと26倍の9番人気だ。
さて、過去のレースのタイムや動画なども見ながら、色々と悩んだ末、現在の皐月賞本命は、ヨーホーレイク。
それからアドマイヤハダル辺りを軸にしたいなと思っている。
ヨーホレイクはホープフルステークス三着、前走のきさらぎ賞はラーゴムに次ぐ二着だが、力があるように感じられる。
それからアドマイヤハダルも、重賞勝ちはないが、レース映像を見ると結構強い勝ち方をしている。
この二頭を軸に、ラーゴム、ダノンザキッド、グラティアス、レッドベルオーブ辺りを組み合わせる、というのが現時点の皐月賞予想。